
推進力があり、決定力もある攻撃的MFと言えば?
もしそんな質問をされたら、ブラジルのカカと答えます!
大きいスライドをとるシンプルなドリブルで、簡単に相手を抜き去ってしまうのが特徴です。
しかも決定力もあるので、相手にとってかなり驚異!
そんな攻撃的MFとしては理想的なカカのプレースタイルについて今回、細かく解説したいと思います!
カカのプロフィール
カカのプロフィールはこちら。
カカ(本名:リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ)は、圧倒的なスピードとテクニックを兼ね備えた攻撃的ミッドフィルダーです。
カカは、ブラジルの名門クラブであるサンパウロでプロキャリアをスタート。
その才能はすぐに評価され、イタリア・セリエAのACミランへ移籍します。
瞬く間に世界最高峰の選手へと成長しました。
2007年にはバロンドール(世界最優秀選手賞)を受賞し、当時のサッカー界において圧倒的な存在感を示しました。
カカのプレースタイル
カカのプレースタイルは、スピードとテクニック、決定力を兼ね備えた非常に完成度の高い選手です。
攻撃的ミッドフィルダーとして、ゴールを狙うだけでなくアシストの能力にも優れ、チームの攻撃の中心を担いました。
圧倒的なスピードとドリブル
カカの最大の武器は、圧倒的なスピードを活かしたシンプルなドリブル。
特に、長い距離を走るカウンターアタックの場面では、相手ディフェンダーを置き去りにする推進力を発揮しました。
ドリブルはメッシのように細かいタッチではありません。
シザースなどのフェイントもほとんど無く、無駄がない大きなストライドを活かしたドリブルでした。
カカがドリブルをすると、一気に相手陣内へと侵入してしまうことも珍しくありません。
正確なパスと視野の広さ
カカはゴールを決める能力だけでなく、アシストの面でも優れた選手です。
視野が広く、周囲の選手の動きを見極めながら的確なパスを供給することができました。
特に、相手のディフェンスラインの裏を狙ったスルーパスは絶妙で、味方のストライカーに多くの決定機を提供しました。
高い決定力と冷静なフィニッシュ
攻撃的ミッドフィルダーながら、カカはストライカー並みの決定力を持っていました。
ペナルティエリア外からのミドルシュートや、ドリブルで相手ゴール前に侵入してからの冷静なフィニッシュが特徴的です。
特に、ワンタッチでのシュート精度が高く、ゴール前のわずかなスペースを活かして得点を量産しました。
フィジカルの強さとバランス感覚
カカは、スピードとテクニックだけでなく、フィジカルの強さにも優れていました。
相手ディフェンダーと競り合う場面でもバランスを崩さず、スピードを落とすことなくプレーを続けることができました。
これにより、タックルを受けても簡単には倒れません。
なので、ゴールへ向かう推進力はとんでもないです。
戦術的柔軟性
カカは、攻撃的ミッドフィルダーとしてプレーすることが多かったものの、状況に応じてトップ下やセカンドトップとしてもプレーできる柔軟性を持っていました。
チームの戦術に適応し、求められる役割をこなすことができたため、どの監督のもとでも重宝される存在でした。
カカの経歴
次にカカの経歴を見ていきます。
- 2001年サンパウロ
- 2003年ACミラン
- 2009年レアル・マドリード
- 2013年ACミラン
- 2014年オーランド・シティ
- 2017年引退
それぞれのクラブでの出来事を簡単に触れたいと思います!
サンパウロ時代
カカは、ブラジルの名門クラブであるサンパウロの下部組織で育ち、2001年にトップチームデビューを果たしました。
デビューシーズンからその才能を発揮し、2002年にはブラジル代表にも選出。
同年の日韓ワールドカップでは、若手ながら優勝メンバーの一員となり、世界的な注目を集めました。
ACミラン時代
2003年、カカはイタリア・セリエAのACミランに移籍します。
フィリッポ・インザーギやシェフチェンコといったスター選手がいる中での挑戦でした。
特にポジションが被っていた名手ルイ・コスタが競争相手となるのですが、彼からカカはスタメンを奪います。
そして、すぐにチームの中心選手となりました。
ミランでは、シーズンを重ねるごとに成長を遂げていきます。
特に2006-07シーズンはカカにとって最高のシーズンとなります。
UEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験。
しかも大会では10ゴールを記録したことで得点王にも輝きます。
その功績が評価され、その年、バロンドールまで受賞し、名実ともに世界最高の選手となりました。
レアル・マドリード時代
2009年、カカはスペインのレアル・マドリードへ移籍しました。
移籍金は約6800万ユーロ(当時の世界最高額の一つ)とされ、大きな期待が寄せられました。
しかし、度重なる怪我の影響もあり、ミラン時代のような圧倒的なパフォーマンスを維持することはできません。
それでも、クラブの一員としてリーガ・エスパニョーラ優勝などのタイトルを獲得しました。
ACミラン復帰とその後
2013年、カカはACミランへ復帰しました。
かつてのような輝きを完全に取り戻すことはできなかったものの、経験豊富なベテランとしてチームを支えました。
その後、2014年にはアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のオーランド・シティに移籍し、アメリカでの新たな挑戦をスタートさせました。
2017年、カカは現役引退を発表し、サッカー界に別れを告げます。
引退後は、ACミランのアンバサダーを務めるなど、サッカー界に貢献し続けています。
個人的なカカの印象
個人的に印象に残っているのは2つあります。
フィジカル
まず一つ目がフィジカルです。
チャンピョンズリーグでマンチェスターユナイテッドと対戦した際に、リオ・ファーディナンドを吹っ飛ばしてゴールしたシーン。
当時のファーディナンドは世界最高のDFと言われ、体も190㎝ほどあり、相当大きい。
そんな彼にドリブルしながらあたり負けしないところがエグイと感じました!
頭の良さ
2つ目が頭の良さです。
アルゼンチン代表と対戦した際、メッシがボールを奪おうと追ってくるのですが、カカはドリブル中、ボールとメッシの間に体を常に入れる事で奪われないようにしていました。
他には日本代表との親善試合も頭がいいと感じました。
その試合を見るとカカを中心にすべて始まっており、その名の通り司令塔として機能していました。
あそこまで、起点となっていると感じた事はないほど、カカが効いていました。
まとめ
カカは、圧倒的なスピードとドリブル、正確なパス、高い決定力を兼ね備えた攻撃的ミッドフィルダーです。
ブラジルのサンパウロからキャリアをスタートさせ、ACミランやレアル・マドリードといった欧州のトップクラブでプレーしました。
特にACミラン時代には、UEFAチャンピオンズリーグ優勝やバロンドール受賞といった栄誉に輝き、サッカー史に名を刻みました。
怪我に悩まされた時期もありましたが、そのプレースタイルと華麗なゴールの数々は、多くのファンの記憶に残るものとなっています。
引退後もサッカー界での活動を続け、次世代の選手たちに自身の経験を伝えています。
カカのようなスピードとテクニックを兼ね備えたミッドフィルダーは稀であり、今後もサッカーファンの間で語り継がれる存在となるでしょう。
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